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活動報告

ひかるの
 365日〜暮らし・学び・食〜
 Vol.2「伊藤則子さん」

2021年2月1日掲載

則子さんと言ったら【お漬物】

「趣味で漬けてるのっ!趣味!趣味!」

則子さんは照れ笑いをしながら、毎回、クーラーボックスから何種類かのお漬物を出し、テーブルに並べていきます。この日はせせらぎ市の最終日だったので、みそ漬けとなた漬け。

則子さんのみそ漬けとなた漬け

「ビール漬けでしょ?茄子がっこ、なた漬け、夏場はきゅうりの辛子漬けと…味噌漬けは1年中漬けて あるよ。」

しかし、そんな「趣味だから…」というお漬物は、出会えたらラッキー!

せせらぎ市がはじまって30分もすれば、完売になっていることもしばしば。

「みそ漬けにはシソの実、大根、きゅうり、みょうがに…ミズの玉を入れているかな?それを毎年、大樽 3つに漬けてるの。」

(おっ…大樽ですか…!?)

則子さんは
「冷奴に乗せたり、ごはんに乗せて食べると美味しいかな…」
と、おすすめしてくれましたが、

私がしたかったのは、お茶漬けならぬ【冷水漬け】
(じつはもう、みそ漬けを手にした瞬間から浮かんでいました。)

炊き立てのご飯とみそ漬けの冷水着け

炊き立てのごはんをよそい、みそ漬けをたっ…ぷりと乗せたら、氷とお水をかけてしばし待ち、水に程 よく色がついたところでサラサラッ…と掻き込みます。

キリッと漬かっているたくさんの素材。中でもシソの実が良いアクセントになってます。

食欲のない時や2日酔いの朝にも良さそう(笑)。

則子さんは田んぼがメインで、お漬物の他に白菜や里芋、エシャロットも栽培しています。

春になり、せせらぎ市が再開したら、則子さんのがっこを買いに、週末、早起きしてみませんか?


筆者のご紹介

吉川 ひかる

1974年10月16日生まれ(46歳)宮城県気仙沼市出身。
子ども達4人は四ツ小屋幼稚園・四ツ小屋小学校の卒業生で、平成25〜31年四ツ小屋小学校PTA会長。
現在は秋田県第1号となる「一般社団法人日本ほめる達人協会」の特別認定講師として、ほめ達「入門編講座」や県内で講演会をおこなっている他、2020年4月にネットショップ「365日〜暮らし・学び・食〜」を立ち上げ、お米の販売やせせらぎ市のお手伝いをしている。
大の日本酒好きで、野菜の美味しい秋田・四ツ小屋をこよなく愛するお母ちゃん。