2021年1月5日掲載
キサ子さんが作っているのは、甘みがジュワッ…と出てくる立派な【ネギ】
キサ子さんの野菜作りへのこだわりは?と質問したところ「私は肥料に“魚カス”を使っているの」と、即答。
聞いておきながら「大丈夫なんですか?企業秘密にしなくて!?」と慌てふためく私に「農業にはどれが正解とかないのよね…。これがいいかしら?次はこうしてみたらどうかしら?と、毎回、毎回、その時の天候や自分の畑や苗に合うものを探してるの。みんながそう工夫して、みんなその人なりのこだわりを持ってるの。」と教えてくれました。
白菜やササギも作っているそうで、「ササギは、なりだしたら収穫が大変でね。うち、もともとはお米を作っていたから、口コミでお米の注文も入るの。そういう時に、ちょっと野菜をおまけにつけてあげたりしてね♪」と嬉しそうに話すキサ子さんなのでした。
「太いネギはなべ物とかにね。納豆に入れるの?じゃ〜こっちのほうが向いてるよ!」と、 ネギの太さでお料理への使い方も伝授してくれます。
今日はキサ子さんのネギで「焼き浸し」を作りました。
せっかくの甘い汁を落としたくないので、ごま油をひと回ししたフライパンでじっくりと程よい焦げ目をつけたら、水とだし醤油、少量のみりんで味を整えます。
ぐつぐつとひと煮立ちしたら完成。
お浸しやうどんのつけ合わせ、お酒のアテにもピッタリ♪
こだわりが凝縮されたキサ子さんのネギは、1度は食べていただきたい逸品です。
吉川 ひかる
1974年10月16日生まれ(46歳)宮城県気仙沼市出身。
子ども達4人は四ツ小屋幼稚園・四ツ小屋小学校の卒業生で、平成25〜31年四ツ小屋小学校PTA会長。
現在は秋田県第1号となる「一般社団法人日本ほめる達人協会」の特別認定講師として、 ほめ達「入門編講座」や県内で講演会をおこなっている他、 2020年4月にネットショップ「365日〜暮らし・学び・食〜」を立ち上げ、
配信(初心者)の他、お米の販売やせせらぎ市のお手伝いをしている。
大の日本酒好きで、野菜の美味しい秋田・四ツ小屋をこよなく愛するお母ちゃん。